2017年8月1日火曜日

フタイロハナゴイ



沈船YO-257の船首の水底 -25m付近にハーレムを作っているフタイロハナゴイ。
ドクウツボとオトヒメエビが共生している岩の窪みに潜んでおり、潮の流れがあるときには、あまり警戒しないので楽に撮影できます。

雄の個体は背鰭第2、3棘が伸長するのですが、このときはタイムオーバーのため伸長している写真が撮れなかった。。。
悔しいので、次の休みにもう一度トライしてきます。

2017年6月4日日曜日

キャラメルウミウシの交接


ノースショアにあるダイビングポイント「ビッグチューブ」に数多く生息しているキャラメルウミウシ。雌雄同体の彼らは1個体がオスとメスの生殖器を持っていて、お互いに精子を分け合い、お互いに受精させて、卵を産みます。
上の写真は、白い卵の塊をリボン状に生んでいる最中かと思われます。
現在この「ビッグチューブ」にはいくつも白いリボン状の卵塊が岩壁にあります。



通常は2個体で交接を行いますが、ごく稀に3個体で交接しているウミウシを見かけます。しかしこのポイントにいるキャラメルウミウシはそこらじゅうで複数による交接が行われているのを見ることができます。
(画像をクリックしていただくと、透明の丸い交接器も確認していただけます)

この光景にテンションが上がっているウミウシ好きダイバーは僕だけではないと思います!写真を見てテンション上がった方、ぜひご連絡ください!!!

2017年6月1日木曜日

ノースショアでのダイビングがスタート



オアフ島の北に位置する海岸線「ノースショア」。
冬になると波が大きくなるため、世界中のプロサーファーがビッグウェーブを求めて集まる聖地です。
しかし6月〜9月上旬は冬の波が嘘のように穏やかになり、ビーチエントリーが可能となります。
火山活動でできた大小多数のケーブがあり、さらに冬の波で削り取られて魅力的な地形ポイントが創り上げられました。地形派にオススメの夏季限定ダイビングポイントです。

2017年5月29日月曜日

セダカギンポの卵


現在ワイキキ沖の4つのポイントで観察できる、卵を守っているセダカギンポのオスです。
オスは産卵床を作り、メスを誘い込み、卵を受精させて、6日〜9日間外敵から守り、孵化を見届けます。
普段近づけばサンゴの奥の方へと逃げるのですが、このときは自らの身を盾にして卵を守るために、サンゴの外側まで出てきます。
写真は沈船YO-257で見れる、オスの個体が背鰭付近にある卵を守っている様子です。
クリックをしていただくと、大きな画像を見れるので、背鰭付近の卵を見てみてください。卵の一つ一つに目が付き始めていて、新たな命の誕生を感じることができると思います。

2017年5月21日日曜日

ブログ始めました。



Green Dolphin Dive Shopマネージャーの樫山です。

昨年から見続けているハワイの海に生きる生物たちの情報をお伝えしていこうと思い、今日からブログを始めました。

メインで潜っているオアフ島の南に位置するワイキキ沖には、かなりの高確率でアオウミガメに出会えます。ハワイ州の条例でアオウミガメへの餌付け・お触りは禁止されており、そのためかダイバーを怖がらず、かなり近くまで寄って撮影することができます。

ぜひ潜られる際はリクエストください!